自転車と長く付き合う方法
自転車が好きだ。具体的に言うと、自転車に乗って流れる景色を見て、風に吹かれるのが好きだ。実走は非常に楽しいけど、ローラーは景色が変わらないので退屈。けれど、ローラーでは効率的なトレーニングができます。
トレーニングをしていると疲れやストレス(仕事も含めて)が原因で、乗ることがおっくうになることがあります。
はい、私、何度も経験しております。
そういう時って、トレーニングしなきゃいけない、と頭で義務的に考えているんですね。乗りたい!っていう気持ちじゃない。
義務的な考えになるのは「強くなりたい」じゃなくて 「弱くなりたくない」と思うから。自分のチカラやスキルが衰退していくのを怖がっているんですね。
そんなときに乗る自転車ほど、つまらないものはありません。ましてやローラーなど拷問です。自分自身の思考が疲れやストレスでまみれて、悪い方向へ流れているんですね。これをいい方向に変えなきゃいけない。流れを変えるきっかけを自分で作るのです。
それにはまず、自分で気づくことが大切です。今の心の状態ってどんなんよ?と自問自答して、自分の身体や気持ちと対話してみましょう。
1人のトレーニングに疲れた場合、私は友人を誘ってサイクリングに行きます。非常に手軽です。バカ話しながら走るのです。バカ話できる仲間がいることは幸せなことです。
で、、、たまーに踏みたくなって登りで追い込んだりします。友人もアワセてきます。楽苦しい瞬間です。サイクリングの中にトレーニングの要素が入るんですね。ストレス発散にもなるし、トレーニングにもなるし一石二鳥です。
結果、トレーニングしているんですね。まあ、トレーニングにならなくてもサイクリングで終わってもいいんです。
肝心なのは、走り終わったあとに、あー楽しかったなー、と思えるかどうかです。自分の気持ちをチェックします。
それとトレーニングに疲れたら、旅に出ることもおすすめです。
私は基本的に1人で旅に出ます。手軽で気軽だからです。自分で計画を立てて、好きなところへ行きます。もちろん、旅に出るまでに家族へのご奉仕は忘れないよう(笑)
これも大事な準備のひとつです。
いつ、どこに、どんな交通手段で、どれくらいの日数で、どれくらいの予算で、、などなど考え、、、というか妄想するだけでテンションが上がります。
息抜きをすると、またトレーニングを頑張ろうと思えるのです。ムクムクっと、走りたい!という欲求が湧いてきます。この状態がいい。この状態をキープするのが本当は理想。
好きなところを好きなように走ればいい。
自転車が嫌いになってしまったら、あかん。
今年はツールド沖縄に行かないから、トレーニングしながら、息抜きでまた旅に出ようと考えています。
Googleマップを見たり、全国地図をテーブルの上に広げて見るのが好きです。
年老いたじーさんになっても楽しく自転車に乗っていたい。