鈴鹿ロード エリート1組 完走
3時半起床。4時出発。鈴鹿についたのが5時。
試走が6時15分からなので、それに間に合うように早めに到着。
まずは鈴鹿のミノルの家まで。
今回は強力なサポーターがいてくれたおかげで完走できたのは間違いない。本当にありがとう。
初鈴鹿なので、駐車場の位置がどこがいいかとか、中に入ってピットまで、彼のおかげで実にスムーズに動くことができた。
しかも三本ローラーなど必要なものをミノルが運んでくれた。
ピットは某会社の場所を使わせて頂いた。とりあえず試走まではブラブラしない。
試走の時間になると鈴鹿のコースに出る。
普段はF1とかが走っているコースをロードで走れるなんて貴重な体験だ。シケインやらヘアピンカーブやら、注意すべき場所をミノルに聞いていたので位置取りも含めてイメージしながら走る。
試走はホントに軽く。CADでひたすら回す。
右側をすんごいスピードで行く人もいたけど、試走だよ?まぁスピードを出したい気持ちも分かる。
試走が終わると、12時28分のレースまでひたすらに待つ。ブラブラ動いて、脚をつかわない。
仮眠したり、補給したり、とにかくレースまで集中していった。
入念なアップとミノルのオイルマッサージを受け、いざレースへ!
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エリート一組 7周 40.8km
自分のゼッケンナンバー順に並び、スタートラインへ移動。正直言って緊張していた。もうちょっと落ちつかなあかん。
で、スタート!
さぁ、いよいよ鈴鹿レースだ。
スタートは登り、シケイン手前でグッと登る。シケインを越えると加速し、集団は縦長に。
スプリント賞を狙う人がスプーンカーブの手前で飛び出す。
ヘアピンカーブを抜け、さらに加速。
デグナーカーブから先の少しの登りで集団のスピードが落ちる。
集団で走る以上、微妙なスピードコントロールが必要だ。下りでは当て効きさせて、速度を調整する。
加速しすぎたときは、やたらとブレーキを使わない。
1周目から集団のスピードは速い。ただ、それほど苦しくはなかった。このあたりはJonnyトレーニングの範囲内。ホームストレートに戻ってきて、じっくりと登っていく。
集団内は落車を恐れ、皆声を出していた。あまりにもカラダが近づくと、「ハイハイ、いるよいるよ」とか。
ワタシも声を出していく。
2~5周目までは決定的な逃げが決まらず、逃げても吸収の繰り返しだった。気温が36度とかなので前方で水をかぶる人多数。その人の水しぶきがあたる。
ダブルボトルにすべきだったと後悔。あの暑さは尋常ではない。
3周目くらいになってようやく脚が回るようになってきた。
特にきつかったのは5周目のシケインの登り。ここできれたらおしまいだ!と自分に言い聞かせ、他の人への「がんばれ!」という応援を自分のものにし食らい付く。
誰かが言った、「ここはガマン!ガマンだ!!」
あれは良かった。
集団の内部は風の抵抗が少ないが、体が密接するので今にも落車がありそうな感じだった。隙をみて、横に出て脚を使って左外側から集団先頭へ。
最終周に入ると、周りのボルテージが上がる。同時に集団は加速。
シケインの登りで集団後方へ。ガマンガマンの連続だった。
西ストレートで集団が左右に広がる。
1度目の落車だ。
スプーンカーブでは先頭に。
ヘアピン前の向かい風がハンパなく、耐えるのみ。
ヘアピン後の下りで、2度目の落車。
前の人が右に斜行。その人のフロントホイールをハスり、その人は落車。目の前、2車身ほどあったのでなんとかかわせた。
あの斜行はありえん。チームの名前に泥を塗っているのと同じだ。
ダンロップコーナーを抜け、最後の下り。55km/hは出ていただろうか。集団はさらに加速。
そして、3度目の落車。
これも目の前2車身ほどのところで、ブレーキ音が鳴って2~3人は巻き込まれてたな。
思わず左側に避ける。
ここで集団と差が開く。
隣のおじさんと、右に居た若者が、「まだ追いつける!」といったもんだから、そこから再燃。あれは、あの言葉がなかったらユルユルになってたかも。
頑張って集団に追いつこうとするも、なかなか埋まらず。
最後は単独でスプリントして4人ほどかわしてゴール!
最終周は運が良かった。ただ、エリートクラスでも斜行したり、フラフラしてる人も多い。マナーというかモラルというか、危ない人は確実にいる。
結果は104人中42位という結果だけど、初めての鈴鹿の目標は達成した。ひとつづつひとつづつ、目標を達成できるのが楽しい。
ただ来年はおそらく出ないな。7500円ほど払って、落車のリスクを賭けてまで、また走りたい!とは思わなかった。
また出たくなったら出る。
国際ロードは走ってみたいけど、そこを走れるように自分のレベルアップをしなければいけない。
まぁ次のステップへの貴重な経験は出来た。
それと、ミノル&ヒカル、強力なサポートありがとう^^
2人の協力がなければ完走できていなかったよ。
<写真は後日載せます>