【九州ツーリング】3日目 人吉〜指宿〜鹿児島
0530目が覚めた。口が乾燥しているのと、こちらにきてから花粉症がツライ。鼻水ターターです。
0600に朝ごはん。おばちゃんがおはよう、と声をかけてくれる。朝ごはん、、、これまたボリューミーな。味噌汁、納豆、漬物、卵焼き、焼鮭など、日本の朝ごはんといったメニューが勢ぞろい。もちろん全てたいらげました。美味しかった。
短い時間だったけど、ありがとうございました。自転車は輪行状態にして、部屋に置かせていただきました。
西人吉駅
0700の列車に乗り込み、人吉駅で乗り換えて肥薩線の真幸(まさき)駅まで。途中、二度のスイッチバックがありました。詳しくないけど、珍しいらしいです。
手早く輪行解除して、、、
ブレーキ、シフター、ホイールロックなどを毎回きちんと確認。これ大事。
今日のルートは肥薩線沿いに南下して、国道10号から鹿児島を抜けて、指宿まで向かう。今日の目的は玉手箱温泉に入ることだ。
真幸駅から下り、県道55号を南下していく。繰り返すアップダウンが脚に疲労感があることを実感させる。
サドルバッグがあるからダンシングしにくいかと思いきや、そうでもない。積極的にダンシングで進んでいく。最近、シッティングよりもダンシングのほうが登れる。
初めての鹿児島に突入。
これでもかというほどのアップダウンを越えていく。それでも道は下り基調。鹿児島側から来るローディーとすれ違ったけど、北行きはキツイぞ。
くも合戦ってどんなん?
進んでいくと視界が広がった。目の前に錦江湾と桜島が見えた。霞んでみえるけれど、雄大な景色だ。九州は雄大な景色が多い。
国道10号に入り、交通量が増える。アウターで回して進んでいく。
右側を車が高速で駆け抜けていきます。止まるのは恐怖なので、早々に出発。
鹿児島市内から海岸沿いの国道で指宿へ向かうが、交通量が多く、大型車両やバスなどの排ガスが臭くてかなわない。
この道はもう走ることはないだろう。おそらくもっといい道があるはずだ。今回は時間の都合で最短ルートとしたけど。
排ガスを吸い込みすぎて、気分が悪くなる。しかも、喉がイガイガしてきた。さらには花粉症だ。首から上が不調だらけw
それでも指宿が近くなってくると、交通量は減った。
道の駅指宿でお昼ごはん。海鮮丼なり。これで900円。鮮度が良くて歯ごたえがあって、確かに美味しかった。自分としては、この金額ならもっとボリュームが欲しかったなあ。
それから20分くらい走って、玉手箱温泉の近くへ。
あいにくの曇り空だったけど、確かに薩摩富士と云われる理由が分かる。ここだけ見ると独立峰だ。
少し走ると玉手箱温泉に到着。チケットを購入して、いざ初めての砂蒸し風呂へ。
行く途中、噴泉が勢いよく出ていた。すごい迫力です。
急勾配の階段を降りていきます。はい、自転車用のシューズは本当に怖かったです。サンダルに履き替えればよかった。
受付を済ませて、待つこと5分。おばちゃんに案内されて、浴衣だけになってねと。着替えて、砂場へ。
砂場に入ると、すでに背中が温かい。お兄さん2人が砂をかけてくれる。砂蒸し風呂初挑戦です。
砂がかかるとズシリと重みを感じる。と同時に、その部分が温かく感じる。
あー、これ気持ちいいわー
目につく場所に時計があるので、10分を目安に入ってくださいと。
目を閉じると、トンビの鳴き声と波の音。
あー、これはたまらんです。隣に誰か一緒にいてくれて、起こしてくれるなら、気持ちよすぎて完全に眠るパターンですw
でも、1640指宿発の列車に乗らないと、鹿児島でゆっくりできないので1500には砂蒸し風呂から出ました。
サッと湯船に浸かり、砂を落として着替え、露天風呂へ。偶数日は開聞岳方面が男湯でした。
おー、これはまたいいね!
熱めの湯で。目の前には開聞岳。左手には東シナ海が広がっている。最高のロケーションとは、このことを指すんだろうな。
早々と露天風呂から上がり、指宿駅を目指します。