くるくるり ポタ日記

自転車に乗って何を感じる ~No bike No life~

愛媛サイクリング 

金曜日

 

船にゆられて5時起床。いつもどおり起きて周りを見ると、まだみんな爆睡している。そりゃそうか、0時すぎまで飲んでいたもんな。

 

朝風呂に入って、船の甲板へ。風が気持ちよかった。

 

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部屋に戻ってストレッチをしていたら、東予港への到着時間に。車に入って陸に下りる準備をする。

 

車を港のフェリーターミナルに停めて、自転車の準備。今回は嫁が運転してくれるので助かる。母も一緒だ。

 

6時30分 東予港出発

 

おぉ、20年ぶりに自転車で走る道だ。実は中学生のときに同じ道を辿って、父の実家まで行ったことがあって、、、その時は到着が15時くらいだった記憶がある。今思えば、一人でよく走ったもんだ。

 

国道11号へ入る

 

田舎道ではあるけど、ダンプカーやらトラックやらが通るようなルート。おまけに路側帯が狭いので、まっすぐ走らないと危ない。まぁ、この道はもう走ることはないだろうなと思ったルート。

 

本当は今治から海岸線を経て、松山に入るルートを考えたけれど、なるべく早く着きたかったので、最短ルートを選択した。

 

桜三里の登り

 

20年ぶりの記憶はあいまいだ。こんなルートだったっけ、、、アウターを使って登っていく。勾配はきつくないけど、じんわりと標高を上げ、東温市から松山市へ。


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朝の喧騒はどこも同じようなものだと分かった。それにしても原付バイクが多い。松山にきたら記念撮影したいところがあったので、寄り道。道後温泉、ぼっちゃん電車と写真を撮る。


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国道33号で南に向かう途中で、松山名物 労研饅頭を食す

 

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ものは撮らなかったけど、おいしかった。添加物が入っていなくて、こしあんと生地との相性がバツグンだった。また来よう。

 

 

 

さぁ、久万高原町へ向かうぞ

 

国道33号を南下していくと、今回のサイクリングの目玉

 

三坂峠

 

麓から13kmの登り、、、楽しくなってきたー!

 

気分を上げて登りに突入していく。そうか、、、あの時、中学生の自分は、今よりもっと重たいMTBでこの峠道を登っていったんか。よく頑張ったなぁ、とあの時の自分を褒めてやりたい。

 

MTBで登った中学生の自分が、34歳になってロードバイクでまた同じ道を走っているとは夢にも思わなかっただろう。そんなことを考えつつ、陽射しが照りつける三坂峠を進んでいく。

 

やっぱり標高が上がっていくとだんだんと涼しくなってくる。眼下には松山市、その奥には瀬戸内海まで見えた。素晴らしい景色だ。新たに自動車道ができたおかげで、途中から全く車が来なくなる。まさに、自転車天国だ。


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三坂峠クリアー

 

久万高原町へ向けて下っていく

 

さぁ、ゴールはもうすぐだ

 

4時間ほどかかって10時30分に到着

 

 

8年ぶりの父の実家

 

真っ先に、おじいちゃん、おばあちゃんのお墓参りをする。ヘルメットをとって、帰ってきましたよ、と報告する。

 

そうしたら、、、

 

なぜだか分からないけど、涙がとまらなかった

 

不思議だった。こんなことは初めてだった。

 

 

 

嫁を含め、親族が迎えてくれた。見てみると、、、13人かー。娘は他のちびっこたちと元気に遊びまわっている。大人は、、、今日は宴会になりそうだな(笑)

 

到着して、ゆっくりしようと思ったけど、ちびっこたちが川に行きたいというので車で近くの川へ。



 

自分たちが小さなときに遊んでいた川で娘たちが遊んでいる。兄たちと、やっぱりここは落ち着くなぁ、ええ場所やー。と話する。

 

うん、本当にここは心が落ち着く場所だ

 

 

 

 

川でひととおり遊んだら、帰宅

 

16時から宴会開始

 

ビールがとまらなかった。父と母、親族たちとの話もとまらなかった。みんながここにいることのありがたさ。いつまでも健康に長生きしてほしいと願った。

 

夜の満点の星空は見えなかったけど、今日という一日に感謝して21時就寝。

 

明日は時間があったら走ろう。