断崖絶壁な川浦渓谷へ その② ~160km~
川浦渓谷まであと少し・・・果たしてどんな渓谷なのか^^
随分と更新が遅れましたが、断崖絶壁な川浦渓谷へ その①の続きです。
板取川温泉から500mほど行ったところに「川浦渓谷まで3km」の標識が姿を見せます。この看板の直前の坂道は短くてよかった。延々と続いてたら萎えるからね(笑)
そして、奥へ進んでいくと・・・
川浦渓谷へ到着ヽ(´ー`)
ずいぶんと殺風景な感じがしますが橋の下を覗くと・・・
写真では分かりづらいですが橋は高さ30mくらいのとこにあります。もちろん・・・あしガクガクですw
いや~、マイナスイオンたっぷりなところは来て良かったと思えるのですが、この高さはあかんやろ。この高さは(笑)
上記の写真を撮る時なんて、心臓の音がはっきりと分かるぐらい。しまったな~、心拍見とけばよかったww
で、さらに奥へ進む。
落差50mはあろうかと思われる滝・・・下を見ると・・・心拍上昇です(泣)
この滝の下・・・私は高所恐怖症なので0.5秒(?)しか見れませんでしたが、自信のある方はどうぞ。
落ちたら・・・黄泉の世界へ直行できます(笑)
さらにさらに奥へ。
岩が風化と水の侵食によって削り取られていました。増水時のここは・・・吸い込まれそうだから想像したくないっす(ノД`)
一通り渓谷を楽しんだ後、さらに奥へ続く道を発見!!
しかし・・・
まさかの通行止め・・・ということは!?
もちろん、自己責任において通過しました。(←よいこのみんなは絶対真似したらあかん)
えっ?通行止めの看板なんてありましたっけ?ヽ(´ー`)
さらにさらにさらに奥へ。
ところどころ小さな石が落ちていたり、小枝が散乱していたりと、道路状態は良くない様子でした。
しばらく進むと、「新深山トンネル」を通るか迂回するかの二者択一ルート。
「新深山トンネル」・・・これヤバイよ。
だって、少し入っただけだけど、ものすんごい冷気。まるで異世界に通じているかのよう。あぁ~これ書いてる時にも寒気が(笑)
しかも、トンネル内部は真っ暗。
とてもじゃないけど進めません。
なので迂回・・・
すると、
まるで、この先へ進むな!!と警告するかのように佇む樹木。うん、そうしとけばよかったよ(泣)
樹木をくぐりぬけたどり着いたところは・・・
「吾妻清水」 ほのかに甘さがあるまろやかな冷水でした^^
さすがに、ここまで来て腹を壊したら帰れなくなるので、ほんの少しだけ頂いておきました。
もう少し先へ行ってもよかったのですが、時間的理由から引き返すことに。
で、帰りはまた「新深山トンネル」か迂回ルートかの二者択一。
そして、ここで選択を間違えた(ノД`)
はい。通りました。トンネル内部を!
一言で言うと・・・
怖すぎる!!!!!
下りだったのが幸いでしたが、真っ暗闇なトンネルを駆け抜けるのは怖すぎる。(ライトなし(泣))
入ってすぐ、その尋常ではない冷気に寒気が・・・。そう思っているうちに自転車は加速し、トンネル内部へ。
遠くに見える照明を頼りにハンドルをそちらに合わせる。内部はしっかりと浸水。上部から水が漏れているところもちらほら。
「早く抜けてしまいたい!!」
その気持ちがペダル回転を早める。ところが一向に現れないトンネル終点。気持ちが焦る。
真っ暗闇で自分が確かにここにいることを確認するために、なぜか大声で・・・
「おーい!なんにも見えへんぞー!!」
と当たり前のことを叫ぶ。いや、間違いない。この時の自分は平静を失っていた。コケても、通行止めを無視してきているわけだから、誰も助けなんかこない。そのことが恐怖心をさらに煽った。
そんなことを考えている内にトンネルの終点が。
やっと抜けれたー(泣)
もう絶対通らん!あの道は。
肝試しするには早過ぎました。
結局、落車がなかったからよかったものの、あの中で落車したら・・・気が狂うこと間違いなしです。いや、ホント。
なので、川浦渓谷の奥へ向かう際はくれぐれも他の人と一緒に行きましょう。
そんなこんなでちょっぴり・・・いや、かなり怖い思いをした「川浦渓谷ツアー」となりましたが、安全に家に帰って来れてよかったよかった・・・
トンネルの怖さが今も忘れられないのはナイショ^^
おしまい^^