【九州ツーリング】4日目 鹿児島〜桜島〜志布志
0600起床。口の中が乾いている。部屋に干したモンベルのジオラインや、スポーツデポのタイツは、もうすでに乾いていた。
さあ、今日は志布志まで行くぞ!と気合いを入れて、着替えを済ませ、お宿の奥さんにありがとうございました、と伝えて出発。
サドルバッグやフレームバッグに何を入れておくといいか、少しずつ分かってきたぞ。背中のポケットには携帯、財布、少しの補給食を入れている。
0700の桜島フェリーに乗り込む。
ここから桜島まで15分。船内は地元の人で賑わっている。地元民の脚として有効活用されているのがよく分かる。
桜島が大きくなって目の前に近づいてくる。
船旅を終えて下船する。料金を支払っていないことに気づく。このまま進んでいいの?
分からずに先を見ると、きちんと料金所がありました。焦ったー、、、無賃乗車になるところだった。
桜島が噴火したときのため、一定間隔で退避壕が設置されている。
時折現れる民家には鉄筋コンクリートと思われる重厚な屋根が施工されている。木造はさすがにないやろー、と思っていたら、ありましたw
これ噴石が直撃したら、全壊やで。
溶岩帯が見れるらしい。
自転車を降りて、少しの階段を登ると溶岩帯と桜島の山々が大きく目の前に現れた。
写真では伝わりにくいけど、ものすごい迫力です。
トイレをしてから、東へ進む。もう本当に強烈な向かい風。下りでもスピードに乗らない。アップダウンを繰り返す道を、ダンシングを多用して進んでいく。
桜島をぐるっと回りこむと、また違った山の姿が見えてきた。
頼むから、今、噴火しないでね。と本気で思う。
火山灰で埋もれてしまった鳥居。
来た道を戻り、海岸沿いに出る。そこから南へ向かい垂水市を抜けて、鹿屋市へ向かう。相変わらず風は強い。
ふと、お墓に目がとまる。お墓の上には屋根。なるほど、噴石からお墓を守るためなのね。
これ美味しい。朝ごはんはグリーンスムージー。昨日たくさん食べたから、エネルギーはまだあるだろう。
海岸沿いから鹿屋市へは登り基調。鹿屋体育大学が見えてきた。ということは、、、
あー!これ行きたかったー!!
鹿屋アスリート食堂。1100からの営業時間まではさすがに待てません。
とりあえず、東へ向かいます。
コンビニでトイレ休憩したときに、日本郵政のお兄さんに話しかけられて、どこから来たの?とか。
チャンスだと思い、志布志でお昼ごはんの美味しいところありますか?と尋ねると、まるちょんラーメンが美味しいとのこと。ありがとうございます!やる気が出てきたぞ!やっぱり地元のことは地元に聞け、ですな。
道の駅 くにの松原 おおさき
観光案内所のお姉さんに、お土産を購入できるところを聞くと、さんふらわあフェリー乗り場にあるよ、とのこと。おおー!ちょうど、そこに向かっているのでよかった。
この道の駅にも、いくつかのお土産はあったんだけど、もうね、価格が素晴らしく高い。いくつかの地元スーパーとか見てきたので、そういう目で見てしまいます。
特産品でも高いものは買いません。どうしてもコストパフォーマンスで見てしまいます。
今、自分がここにいること、、、現実味がないけど、現実なんだよなあ。
さあ、志布志までもう少しだ。
市内に入り、裏道を抜けていくと、まるちょんラーメンに到着。あー、お腹すいたー。
うまー!!お腹が空いていたのもあるけど、スープが胃に流れていくのがよく分かる。
これは美味い!
とんこつスープはあっさりしていて腹に残らない感じ。
さらに、ライスを注文。
このライスがねー、うますぎでした。
なんでかなと思ったら、大分県産の竹田米を使っているんだって。九州ツーリングの初日に通ってきたところやね。だからかー、こんなに美味しいのは。我が家では次にこの米にしよう(笑)
ラーメンを食べて、1145くらいだったので、まだ時間があるからと、さんふらわあフェリー乗り場へお土産を見に行くことに。
しかし、お土産、、、高いなー。
これは買う気にならないので、地元スーパーへ。
おおー!さすが地元スーパー!
庶民に優しい価格であるじゃないですか。
鹿児島産地鶏を使った炭火焼き肉をとか。
いくつかお土産を購入して、サコッシュへ。
また別記するけど、サコッシュがいい仕事してくれました。
まだまだ時間があるので、ダグリ岬というところへ。この登り、、、脚にくるわ。
展望台に登って、、、
壮大な景色!これは気持ちいいね。しばらく、その場で景色を眺めたら、さんふらわあフェリー乗り場へ向かう。
1430の乗船受付を済ませて、輪行準備。
今回乗るさんふらわあフェリー。大阪まで運んでくれる。
乗船して、雑魚寝スペースのツーリングに荷物を置いたら、速攻でお風呂へ。これが最高に気持ちよかった!
1730からレストランで夕食。海上で食べる夕食も、また美味しい。
たくさん走ったので、ガッツリと!!ビールは1本だけ。
離れていく大地を見て、、、
あー、終わったんだなと実感。
濃密な旅だった。一生の思い出になるだろう。
宝物がまたひとつ増えました。
おしまい。
走行距離102.93km
獲得標高964m
全行程414.04km
全獲得標高4459m