師弟関係
恥ずかしさなんて抜きにして言わせてもらえば、私はジョニーさんと出会えてとても嬉しく思っている。
それは自転車の関係のみならず、人生の先輩としてお手本としたい部分が多々あるからだ。
私は特に、ジョニーさんのものの考え方がすごく尊敬している。
例えば、仕事について。時間はかかるけど、きっちりやり切る。父親と似ている部分で、妥協したらその商店はおしまいという感じだ。
日系のブラジル人だけど、日本人よりも日本人らしい。
挨拶、礼儀、礼節をとても重んじる。
だからなのか、ジョニーさんの周りにはいつも人がいる。
Cyklisに用はないけど、コーヒーを飲みながら、ジョニーさんとの話を楽しみに来店するお客さんが多い。
こないだ聞いてみたら、まさにそういう店にしたかったらしい。でも、まだまだ、、、って。
他の自転車屋さんと比べてみてほしい。必ず他の自転車屋さんにはないものがあります。それは物ではなく(物かもしれないけど、、、)、ソフトの部分。
人と人との接点。
ジョニーさんや、Cyklisから学ぶべきことは多い。
開店当初からの人の流れを見てきているから、よく分かる。
最近、年配の方の考え方に興味が出てきたので、100歳の人が書いた本をよく読むようになった。
長い人生を生きてきた中で、必ず培われてきたものが何かあるはずだと思っている。
その培われてきたものを、30代で学んでおいても損はないだろう。
学生の時は、俺は。俺は。という自分だった。まだまだ若いし、年を取った自分なんて想像しなかった。
色んな人に聞いてみると、若い内はほんの一瞬だと言われる。
学ぶことがあるから、まだまだ成長していける。自転車も、仕事も家庭も。
written by iHatenaSync