妙高キャンプ その３
10月28日 天気：はれ 気温：7度
最高の快晴！あまりのありがたさに妙高山へ一礼する。今日は糸魚川方面へ走りにいく。長野方面と迷ったが、せっかくここまで来たのなら、日本海をみたいってことで・・・
（予定）本日のルート：燕→直江津→糸魚川→直江津→燕のはずが・・
7：00 出発 先輩に写真をとってもらう
ここから、20km近く直江津近くまで下り始める。体が暖まらないうちからのダウンヒルは寒すぎです＾＾まず、国道18号へ。
8：20 国道18号 スーパーホテル新井を左手に快走する。乙吉の交差点に到着。上信越道横の脇道へと入る。
9：20 直江津 セブンで休憩。休憩後、出発するも道を間違えて、小高い山を登る。ここはいったいどこですか・・・？
10：00 久比岐自転車道へ入る この自転車道を一番走ってみたかった。名古屋からは約340km。車で来ても、遠い道のりだ。また、この道を走れるだろうか・・・と思うと貴重な体験をさせてもらっていることに感謝し、噛み締めるように進んだ。糸魚川まで約40km。
12：00 糸魚川駅到着 ヒスイが有名らしく、観光センターの中をのぞく。手頃な価格のものや、とびっきり価格のものまでピンキリだった。昼食を食べれそうなところを観光センターの女性に聞く。どうやら、「金七」のランチがおいしいらしい。
よっしゃ～！めっさ食ったるでぇ～～！
「おまかせ御膳」最高ですわ！！めっさウマイ！
12：30 直江津方面へ出発 この時すでに走行距離80kmを越えていた。
いくつものトンネル（電灯付き）や民家の裏を普通に通るルート。カーテンしてなかった所は、家の中が見えてしまっている。しかも、驚いたことに日本海に面して、かなり接近して民家が立ち並んでいる。こんな光景みたことないで～。
14：00 嫁さんと愛娘とTEL 久しぶりに声が聞けて嬉しかった。キャンプしている燕温泉近くは、圏外なのです。
14：30 直江津 ここからゆるやかな登り。途中から勾配がきつくなる。20kmも登るんか～（溜息ワン）。しかも、最後の18号から燕への登りがあるんか～（溜息ツー）。走行距離、この時すでに150km。体にこたえるで、ホンマ。ハア～、ハア～・・ゼァ～・・・ゼェ～の登り坂。
17：00 このときすでに、周りは暗くなり始めていた。・・・・とその時、「バキ！！」という音と共に、尻が落ちた！！なんやっ！？？どうしたんや～っ！？ビックリして、見てみるとサドルが落ちていて、シートポストと完全に離脱している。どうやら、ヤグラを固定するビスが折れたみたいだ。（折れるものなのか？）
まあ、15年間ほとんど整備しなかった（プラス自分の体重のせい）からかもせんな・・・と思いつつ、疲れきった体を動かして、コメリで針金を買って修復を試みる。
ヨッシャ～！完璧やで！っと修理できた自分の腕に意気揚々として出発するも・・・・「ブチンッ！！」。それほどまでに、自分の体重が君を苦しめていたんだね・・・。なぜか情けなくなる自分の気持ちを抑え、「え～い、ままよ！！」とサドルがない状態で、シートポストのみが突き出た状態で燕温泉へ登りはじめる。しかし・・・・・・。
19：00 ムリッす・・・まじで・・ホンマにっ・・もう、あかんて・・
周囲は真っ暗闇。月明かりのみ。陰ってしまえば、正真正銘の闇。そのなかで、立ちこぎしかできない自分。そして、きわめつけは、「クマ出没注意！！」の看板。背筋に悪寒が走ったため、引き返す。でも、いったいどこまで・・・。
19：30 スーパーホテル新井に到着 神様は試練を与え続ける。「満室です（ニコッ）」、受付の女性が言う。しょうがないので、線路沿いに直江津方面へ戻る、立ちこぎのみで。
21：10 高田駅到着 もうやめて・・神様。近くのタウンホテルという所へ。「空いてますよ。」おぉ、神よ・・。ここに来るまですでに2件断られていました。ありがたや～。
21：30 シャワーを浴びる うれしさのあまり缶ビール4本（350ml）を飲む。久々の布団。寝るところがあるというのは、こんなにもありがたいことなんだなと、つくづく思った。
23：00 就寝 今日は疲れたけど、日常では体験できない経験をしたと思う。都会の生活に慣れ、便利なことに感謝しない自分に気がついた。「足るを知る」という言葉を、身にしみて経験できた。
（10月29日につづく）
（実際のルート）燕→直江津→糸魚川→直江津→関山駅→新井→高田駅
走行距離：200km！・・は超えてると思う（途中、サイコン止まる）
平均時速：聞かないで。たぶん20km/hぐらい・・・。
服装：上半身2枚 ヒートテックシャツ、半そでジャージ
下半身 レーパン、タイツ、半ズボン
その他 指ぬきグローブ
リュックの中：ウィンドブレーカー2枚（下り用）、ネックゲーター、スニーカー
